ロットリング(rOtring)は、ドイツの製図・筆記具ブランドですが、このラピッドプロ(Rapid Pro)メカニカルペンシルは日本製になります。ロットリングはシャープペンシルではなくて、メカニカルペンシルと呼んでいますね。
このメカニカルペンシルの芯の太さは、0.5mm、0.7mmがあります。今回は0.5mmをご紹介します。先にボールペンを紹介していますので、そちらの記事ももし宜しければご覧ください。
特徴について
ラピッドプロ メカニカルペンシルは軸も真鍮製で、パウダーコートの艶消しブラックの塗装と相まって高級感があるシャープペンシルです。中ネジ部分は赤のプラスチック製で、ロットリングのトレードマークの赤いリングを形作っています。
このペンもボールペンと同様に、金属製によるしっかりした感触や、作りの良さや塗装の良さからくる質感だけでなく、ペンとしてとてもよく考えられたバランス配分やローレットグリップのちょうどよい細かさで使用感も良くできています。
芯先が収納できるリトラクタブルになっていて、持ち歩く際にガイドパイプが破損する心配がありません。ノックをしたまま、芯先を押し込むことで格納されます。これでペンを裸で持ち歩いても安心です。
ガイドパイプは芯がへるにつれ上がっていきノック回数を減らしてくれますし、クッションがあるので筆圧が強い場合の芯折れを防いでくれます。
キャップ先がオープンになっていますが、これは幼児が飲み込んでしまっても致命的にならないような配慮のようですね。
おすすめポイント
ビジネスシーンでボールペンとシャープペンシルを持ち歩きたい場合、このラピッドプロで揃えるのが良いかと思います。私もそうしています。
質実剛健なカッコよさ
言うまでもありません。ブラックのパウダー塗装の質の良さ、真鍮の重量感。ラピッドプロは大人なかっこ良さがあります。
どこかのブランドの高級感丸出しの機能性がいまいちで書いていると疲れるシャープペンよりも、こういった機能的で作りがしっかりしたものを使いたいですね。
裸で持ち運べる丈夫さ
製図用のブランドですが、このラピッドプロ メカニカルペンシルはどちらかというと普段使い用に設計されていると思います。
芯先がリトラクタブルですので、普段の持ち運びの際には芯先を格納することで、ガイドパイプがひっかかったり、折れたりといった心配がありません。
芯先にクッションがついているのは、書いている際の芯折れ防止のためですが、落とした時の保険にもなったりしますので、安心して普段使いできます。
ただし、こういった機構が入ることで軸ブレがでて、ソリッドな書き心地とは程遠いものとなっています。製図というよりは、ノートに走り書きをするのに適したシャープペンシルといえると思います。
ボールペンとセットで
ビジネスの際には最低限ボールペンは常に持ち歩きたいところですが、時々シャープペンシルが必要な時もあります。可能であればボールペンとシャープペンシルはセットで持っていたいところです。
芯先を格納した状態でボールペンと並べると統一感が半端ないです。持ち歩くボールペンとシャープペンシルがバラバラだと、一つ一つが良くてもトータルでかっこ悪くなります。ボールペンとシャープペンシルをセットで持った時の統一感は大事です。
まとめ
ロットリング ラピッドプロ メカニカルペンシルをご紹介させていただきました。ラピッドプロ ボールペンをすでにお持ちであれば、是非一つ手に入れてほしいシャープペンシルです。ボールペンをお持ちでない方は、是非セットでどうぞ。
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