ライオン事務器 フッ素加工はさみ AH-170S

文房具

ライオン事務器は、1792年に大阪心斎橋筋平野町で創業した今津屋に端を発します。事務器というくらいですから、事務用品が主な製品で実用的な品ぞろえとなっています。

ライオン事務器にはフッ素加工がされたはさみは、安い順にCS-165F、AH-170S、LSS-10Sと3種類あります。値段によってつくりの良さが違うのですが、今回は真ん中のAH-170Sをご紹介します。

LSS-10Sについては既にご紹介していますので、次の記事をご覧ください。

特徴について

ライオン事務器のAH-170Sの特徴は、バランスよく引っ掛けられるように、中心にフック穴が開いていることでしょう。ハンドルも左右対称となっていますので、どちらからも、右利き左利きに関わらず握ることができます。刃の形状も左右対称になっています。この左右対称のデザインで1988年にグッドデザイン賞を受賞しています。

事務用のはさみは粘着剤が付かないようにフッ素加工がされているものが一般的になっています。このAH-170Sもしっかりとフッ素加工がされていますので、セロハンテープを切ったりしたあとにべたつくことを防いでくれます。

刃はステンレス製で、ハンドルは再生ABS樹脂になっています。全長は170mmで、刃渡りは73mmとなっています。重さは44gです。

おすすめポイント

私は事務用のはさみとしては、先日ご紹介したLSS-10Sを主に使っていますが、AH-170Sも鉛筆立てに挿して使っています。荷造や開梱するときに活躍しています。

左右対称デザイン

LSS-10Sも左右対称ですが、AH-170Sはより左右対称です。刃先まで左右対称となっていますので左利きの人でも違和感なく使えると思います。

刃を閉じたときにハンドルの形状が丸くなり、フッキングホールが合わさります。かなり昔ですが1988年にグッドデザイン賞をとっているのもわかりますね。

コストパフォーマンスが高い

はさみで一番大事なのは切れ味ですが、LSS-10Sと比較して遜色がありません。値段は半分くらいですから、コストパフォーマンスが高いといえると思います。

環境対応

AH-170Sのハンドル部分は再生ABS樹脂になっていますので地球にやさしい商品だといえるでしょう。一応グリーン購入法に適合しています。

まとめ

今回はライオン事務器のフッ素加工はさみ AH-170Sをご紹介させていただきました。グッドデザイン賞受賞のデザインの良さと、お手頃な価格とでお買い得なはさみだと思います。

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