ロットリング(rOtring)は、1928年ドイツ生まれの製図・筆記具ブランドです。本社はドイツにあるのでドイツのブランドですが、親会社はNewellというアメリカの会社だし、今回紹介するラピッドプロ(Rapid Pro)ボールペンは日本製になります。
ロットリングといえば製図用の製品が多いですが、ボールペンですのでそもそも製図用というわけではありません。しかし作りの精密さは製図用と同じです。
特徴について
ラピッドプロ ボールペンは軸も真鍮製で重厚なつくりをしています。ロットリングのトレードマークの赤いリング部分は、中ねじにつながっていて、そこがプラスチック製なのでフルメタルボディではないです。
このペンを一度握るとすぐに金属製とわかる重量感、細かなローレット加工が適度に施された優しく滑りにくいグリップ、そして上質なブラックのパウダーコートがされた6角形のシャフトは、傾けて書いている際の肌への接触を抑えて快適なだけでなく、絶妙なバランス配分で長時間書いていても疲れにくくなっています。
ノックキャップも口金も当然真鍮製ですので、多少乱暴に扱っても壊れそうにない安心感があります。ノック動作は非常にスムースで、中ねじ素材を設計上あえてプラスチックで選択した開発者の意図が伝わってきます。中ネジが金属だとどうしても金属同士が擦れる感覚がノック時に伝わってきてしまいます。
ロットリングのボールペンは、パーカーの替え芯と互換ですので、ブランド、太さ、色などさまざまな芯に変えて使うことができます。芯を変えるときには、バネが飛び出ないように加工がされているところなど芸が細かいです。
おすすめポイント
ロットリング ラピッドプロ ボールペンは、鉛筆立て、筆箱、カバンの中、至る所に配備するほど気に入っています。そんな私がおすすめポイントをまとめます。
完成度の高さ
長時間使っていて気が付くペンとしての完成度の高さが本当に素晴らしいです。ちょっと気合を入れて手書きで文書を書く際には、必ずこのペンが手の中にあります。
バランスやローレット加工、形状、塗装などが優れていることは前述の通りですが、クリップの位置も絶妙で、グリップから絶妙の距離感にあり書いている際にクリップが手にぶつかりずらいです。本当によく考えられたペンだと思います。流石日本製。
どこにでも連れていけるスタイル
どんなに書きやすいペンでも、かっこよくなければ当然愛着はわきません。ブラック塗装や真鍮の重量感がありながら、グリップ部分の直径が8.7mmと鉛筆くらいの細さで、ビジネスシーンにも全く違和感なく使えてしまいます。
この細さは荷物をかさばらせません。色違いのボールペンや太さの違うシャープペンシルを一緒に持ち歩いたりすると、ペンの太さは必要最低限が良いことに気が付きます。
替え芯で遊べる
パーカー互換なので、小さな文房具屋でも色々な太さ、黒だけでなく青や赤の替え芯を買うことができます。サラサラとした書き心地が好きであれば、uniのJetstreamにパーカー互換の替え芯があります。
ラピッドプロ ボールペンは替え芯をスムースに取り換えることができるので、色々な替え芯を取り換えながら使うこともできてしまいます。
まとめ
ロットリング ラピッドプロ ボールペンを紹介させていただきました。非常に完成度が高くて、格好良いだけでなく普段使いとして何本でも欲しくなるようなボールペンです。
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