ドイツの有名な製図・筆記具ブランド、ロットリング(rOtring)の代表的なアイテムが600シリーズになります。その600シリーズのボールペンを今回はご紹介します。ボールペンですので、製図用というわけでありませんが、作りは製図用のシャープペンシルと全く同じです。
特徴について
600シリーズは、重量感のあるフルメタルボディと、その絶妙な重量配分や、グリップや軸など細部までよく考えられています。
軸の直径が8.0mmと鉛筆と同じ太さで、長さも14cmと少し短めですので、鉛筆と同じように扱えるだけでなく、コンパクトで普段の持ち運びにも場所を取りません。
ロットリングのトレードマークである赤いリングは、シンプルなデザインを損なうことなく、ノックの近くに配置されています。また六角軸とその上のドイツっぽい赤いロゴが、鉛筆感を演出してます。
替え芯はパーカー互換で、様々な芯を選び放題というのも魅力です。ラピッドプロのようなスムースな芯交換はできませんが、シンプルなつくりは信頼性の現れともいえます。
おすすめポイント
私はノートを取る際にはロットリング 600 ボールペンを多用しています。それなりの量を書き込むときはペンの性能がでますね。
実用的
いくら高級なボールペンも、書きづらかったら台無しです。ボールペンは字を書くためにあるので、字を書くための性能が一番大事なはずです。ドイツ製品の素晴らしいところは本質をしっかりととらえてデザインされていることかと思います。
600シリーズがロットリングの代表的なシリーズである理由は、この書くための性能にあります。剛性の高い真鍮製の軸とその形状、ローレットグリップの感触の良さ、計算された重心位置が書くための性能を確実なものにしています。
ボールペンでノートを取るのであれば、この600シリーズのボールペンが絶対に最適です。
デザイン
製造は日本ですが、デザインはやはりドイツ製品です。無駄のない実用性からくる美しさがあります。ラピッドプロよりもシャープな六角軸と赤いロゴがより工業製品的な風格を出していてかっこいいですね。
書きやすいペンの最小サイズ
600シリーズの軸の太さは8.0mmと鉛筆の同じですが、長さも14cmと短いです。書きやすいボールペンとしては、このサイズが限界の小ささだと思います。これより小さいと書きづらさが出てきてしまいます。
コンパクトなボールペンが欲しいけど、書きやすさは絶対に捨てられないという方におすすめです。
まとめ
ロットリング 600 ボールペンを紹介させていただきました。普段ノートを取る際にボールペンを使っている方は、この600シリーズのボールペンがおすすめです。
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