1948年創業で、1959年よりカッターナイフを販売しているNTカッターはカッターナイフの老舗といってもよいでしょう。プレミアム2L型は段ボールであったり厚物を切る作業に適したカッターナイフです。
特徴について
黄色とか派手な色でプラスチック素材が多いカッターナイフですが、PMGL-EVO2Rは強靭なアルミダイキャスト製に、しっかりとしたパールブラック塗装がされていて、存在感が全く違います。
NTカッターの刃は、当然日本製で切れ味が良いだけでなく耐久性が高いです。こういった用途の場合刃の丈夫さは重要ですね。黒刃というのも全体的な統一感のために絶対に欠かせない要素でしょう。
PMGL-EVO2Rのボディーには、滑り止めのためにゴム製のグリップがついています。ここは金属にしてほしい気持ちもあるのですが、安全第一で軍手をしたままでも作業をするためにはゴムの方が良いでしょうね。
末尾にRが付かないPMGL-EVO2は、ネジロック式で、Rが付くPMGL-EVO2Rは、オートロック機能がついたスライド式です。固いものを切断したりする作業中に刃が出てしまったりするのを防ぎたければネジロック式が良いと思います。ただネジロック式はロック忘れで刃が飛び出してしまう危険性があるので、素人はおとなしくオートロック式が良いかと思います。
おすすめポイント
NTカッターのPMGL-EVO2Rは、厚手の段ボールを加工したり、少ししっかりした刃を使いたい作業におすすめの大型カッターナイフです。
メルカリなどで段ボールに入れて商品を発送する際に、ちょうどよいサイズに段ボールがなくて、家にある段ボールを加工するときとかに、このサイズのカッターナイフがあると安全に作業ができます。
オールブラック
PMGL-EVO2Rは、ロゴも型押し、刃もブラック、ホルダーも艶消しブラック、スライダーもブラック、ボディーもパールブラック塗装で黒で統一されています。
どうしてもコストダウンで金属に未塗装のパーツとか、チープ感丸出しのプラスチック素材だったりになりそうなカッターナイフですが、ここまでの統一感はメーカーのこだわりを感じます。
アルミダイキャスト製ボディ
滑り止めのゴムはついていますが、ボディはアルミ製です。アルミですのこれだけサイズがあってもそれほど重くはありません。とはいえ金属ですのでしっかりとした剛性を出してくれています。
プラスチックボディの場合、工具箱などに入れているとどうしても傷だらけになってしまいますが、パールブラックの塗装が厚いのでPMGL-EVO2Rは安心して工具箱にぶち込めます。
安心の日本製
このサイズのカッターナイフは、それなりの力をかけて使いますので、ナイフとしての性能が重要です。そもそも元祖カッターナイフのNTカッターの製品ですから、カッターナイフを熟知して設計・製造されていますので、安心して使えます。
安全に作業できて、力が入れやすいようにうまくデザインされているのはもちろん、ところどこのにこだわりが入っていて、所有感を高めてくれています。
まとめ
NTカッター プレミアム2L型 PMGL-EVO2R をご紹介させていただきました。安全性のためにも作業性のためにも作業内容にあった道具を使うことは大事なことです。段ボールなどを加工される機会があるようでしたら、是非持っていたいカッターナイフです。
より細かな作業をするのであれば、PMGA-EVO2やPMGH-EVO2もおすすめです。
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