NTカッターは、1948年創業の「井畑商店」がのちに社名を「NTカッター」に変更し今に至る大阪の企業です。文房具屋などではOLFAのカッターが今では目立ちますが、元祖カッターナイフといえばやはりNTカッターです。
物心ついたころから常に家に数本置いてあったのがA-300で、日常の切断、切り抜き作業に重宝していました。そんなA-300のプレミアム版ともいえる、プレミアム2A型 PMGA-EVO2を紹介します。
特徴について
カッターナイフはプラスチック製のボディーのものが多いのですが、この PMGA-EVO2 は強靭なアルミダイキャスト製で、しっかりとしたパールブラック塗装がされています。がっちりした作りですが、アルミ製ですのでそこまで重くはありません。
刃は、刃先が30°と非常に鋭角になっていますので、細かな作業を行うのに適しています。ちなみに通常の刃先は58°となっています。
このカッターナイフはプロ仕様ですが、オートロック機構がついたスライド式になっています。もちろん安心の日本製で信頼して使用できます。
刃を裏返せば左利き用としても使用できる左右両用設計とのことですが、左利きの方は手のひらにあたる端の部分が鋭角な方となり、使い心地に難があると思います。そのままの刃の向きで使った方が絶対に良いです。
おすすめポイント
NTカッターの PMGA-EVO2 は、精密作業向きで、鉛筆立てや筆箱など常に手元に置いておきたいカッターナイフです。そんな PMGA-EVO2 のおすすめポイントをまとめます。
金属製
カッターナイフは通常プラスチック製のボディーのものが大半を占めています。金属製のものもあるにはあるのですが、ペラペラのボディーで刃をしまうことができるだけで使いやすさなんて絶対に考えていないような製品が多いです。
この PMGA-EVO2 はアルミダイキャスト製でしっかりとした作りになっています。市場に数多くカッターナイフでもとってもユニークな存在です。
一応、スライダー部分とクリップ部分は樹脂製になっています。
オールブラック
カッターナイフは黄色とか赤とか目立つ色が使われてしまっていることが多い商品です。こういった主張は部屋の中では本当に邪魔です。この PMGA-EVO2 はそういったところをわきまえています。ホルダーや刃に至るまでブラックで統一されています。
馴染みの形
子供のころから使い続けている A-300 の形状がそのままに引き継がれたプレミアム2A型の PMGA-EVO2 は、使っていて本当にしっくりときます。さらに刃が30°になったことによって、刃先が当たる場所がピンポイントで狙えるので使いやすさが増しています。
A-300はまだ購入することができますが、こっちを使ってしまうともう戻れなくなります。
まとめ
NTカッター プレミアム2A型 PMGA-EVO2をご紹介させていただきました。オールブラックで金属製のカッターナイフをお探しの方でだけでなく、昔から A-300型 を使われている方のバージョンアップにお勧めの商品になります。
A-300型だと華奢であるのであればPMGH-EV02や、PMGL-EVO2Rもおすすめです。それぞれ記事にしていますのでそちらもあわせてご覧ください。
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