コクヨは1905年創業の「黒田表紙店」が始まりの大阪の文房具やオフィス家具、事務機器のメーカーです。東証一部上場の大企業ですので、商品数も非常に多いのです。今回はソフトリングビジネス方眼罫70枚A5黒をレビューします。
ノートは仕事をする上で必需品の一つだと思います。アイデアであったり、計画であったり、頭の中を紙に記録したり、整理したりすることが主な目的ではないでしょうか。
特徴について
リングノートは、書く際に場所を取らなかったり、ページをめくり易かったり、何かと便利ですが、リングが右側にあるときに手にあたるのがストレスだし、実際書きづらいのが大問題でした。そんな大問題を解決するのがコクヨ独自開発の「新感覚やわらかリング」です。
解決している問題は一つだけではありません。リングノートの問題は、他のものと重ねたりするときにリング部分がかさばってしまって邪魔になることです。このソフトリングはリングの形状がDの字型になっています。閉じたときにリングが当たる場所が直線になっていることで、リングの直径が小さく抑えられています。またリング自体が柔らかいのもかさばりを抑えることを手伝っています。
ノートとしては、A5サイズ、5mm方眼罫、70枚です。切り離しができるように、一枚一枚にミシン目が入っています。厚口の紙で裏写りしづらいのでボールペンでノートを取ることができます。
おすすめポイント
予定表、アドレス帳などが電子化しても、ノートだけは手書きが残るのではないでしょうか。私ももちろんノートを含め電子化はしているのですが、特に考えをまとめるときには手書きの方がしっくりきます。思いついたアイデアなどとっさにメモを取りたいときも、スマホよりは手書きが多いです。
昔と比べてノートの消費量は減りましたが、それでも年間に数冊消費する必需品であることには変わりません。現時点のベストのノートがこのコクヨ ソフトリングビジネス方眼罫70枚A5黒でしょう。
ソフトリング
ノートの良い点であり、悪い点であることは、見開きで使うことです。見開きで使えるので、2ページを同時に見渡すことができることは良いのですが、片面を書いているときは倍の面積をとってしまうことが良くないです。
こういった問題をリングノートが解決していたのですが、リングノートは利き手側にリングが来るときに固いリングが手にあたる不快感と、リング付近の書きずらさが新たな問題でした。それを解決する画期的な発明がソフトリングです。
ボロボロにならない
黒いノートを使っていてがっかりするのは、表紙に傷がついたり、角から白い紙の繊維が出てきたりでどんどん真っ黒から遠のいていくことだったりします。味が出てこれが良いというのもあるのですが、正直な話そこまで味は出てもらわなくてよいと思いませんか。
このコクヨ ソフトリングの表紙はPPでプラスチック樹脂なので、使っていくと細かい傷がついたりしますが、最後まで黒さを維持できます。
また針金のリングだと使っていると端のリングが内側に折れていって、見た目も使い勝手も悪くなっていってしまいます。ソフトリングは最後の一枚を使い切るまで均一な幅を保ってくれているのも嬉しいポイントです。
ビジネスノート
昔はシステム手帳などしっかりとしたものを使っていたので気にも留めなかったのですが、ビジネスのシーンでノートをとるときに何に書くのがスマートなのかに悩みます。
海外だとリーガルパッドとかが思い浮かびますが、あれは殴り書き用で書いたら捨てるものなので好きではありません。見返すためにはノートが良いのですが、流石に学生が使うCampusノートはチープすぎる。
モレスキンはかっこいいと思うのですが、ハードカバーを使うくらいだったらシステム手帳に戻っても良いと思うのと、紙質が残念だったりします。ビジネスノートではボールペンでノートをとることが多いので紙質は重要です。
このコクヨ ソフトリングはビジネス用にちょうど良い感じです。
まとめ
今回はコクヨ ソフトリングビジネス方眼罫70枚A5黒をご紹介させていただきました。ビジネスシーンを意識したノートが増えてきて嬉しい限りですが、頭一つ抜けているのがこのソフトリングビジネス方眼罫ですね。
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