Fowler High Precisionはアメリカ マサチューセッツ州ニュートンの計測器メーカーです。精度が高い計測器を作っているメーカーが定規を出しているのですが、当然高い精度で作られています。今回はFowler 6″/150mm Rigid E/M EZ Read Rule 52-382-006をご紹介します。
特徴について
このEZ Read Rule 52-382-006は硬化ステンレス鋼製で非常に硬い定規でほとんどしならないです。艶がない黒の鉄の上に白い目盛りと数字が印刷されていますので、読みやすいです。
定規のサイズは6″で、メートル法の目盛りは150mmまであります。幅は3/4″、19mmです。厚みは0.035″、0.8mmです。
目盛りはE/M graduationsです。E/MとはEnglish/Metricの略で、イギリス単位/メートル法のことで、要はインチとミリで記載されている目盛りということです。
ミリの方は0.5mm単位と1mm単位で目盛られていて、インチの方は1/32単位と、1/64単位で目盛られています。
定規にはRigidとFlexibleの二つのスタイルがあるのですが、これはRigidで硬い方になります。固いRigidが良いか、柔らかいFlexibleが良いかは人の好みによります。
おすすめポイント
Fowlerの定規は日本だとほとんど手に入らないと思います。売っているところを見たことはありません。アメリカに行った際に買うか、アメリカのアマゾンなどから輸入するしかないと思います。
アメリカ製
Fowler 6″/150mm Rigid E/M EZ Read Rule 52-382-006はMade in USAです。無骨な定規ですからいかにもアメリカ製といった感じです。計測器メーカーの定規で、そこら辺の文房具メーカーのものと比べて精度や質が違います。
ただ白い印刷や黒い下地は使っていくうちに剥げていってしまいます。ここら辺もアメリカ製の雰囲気があります。味が出ますね。
黒地
金属製の定規はどうしても地金そのままのシルバーが多いです。でも見た目にも、見やすさの面でも圧倒的に黒地に白い目盛りが見やすいです。日本でもアメリカでも黒地の定規が増えてきていますね。
硬化ステンレス鋼
定規の素材で多いのはプラスチック製ですが、使っていくうちに傷だらけになってみすぼらしくなるのであまり好きではありません。次に多いのはアルミ製です。アルミ製でも丈夫で長く使えると思いますが、傷つかないわけではありません。
硬化ステンレス鋼はアルミと比べるとかなり硬い金属ですから、そう簡単に傷がつきません。
まとめ
今回は Fowler 6″/150mm Rigid E/M EZ Read Rule 52-382-006 をご紹介させていただきました。日本では手に入りずらい定規ですが、アメリカンな雰囲気の定規で使い心地も良いですので、機会がありましたら是非手にしてみてください。
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