藤原産業は1897年創業の大工道具・電動工具などDIYツールの専門商社です。藤原産業のブランドはSK11が有名ですが、その下位にE-Valueというベーシックブランドがあります。デジタルノギスカーボン F ミニ EDV-75は、このE-Valueのノギスになります。
特徴について
ノギスはものの外径や内径や、段差の高さや深さを測定するのに使います。このデジタルノギスカーボン F ミニ EDV-75には、段差の高さや深さを測るデプスバーがありません。ですので、基本的に外径と内径を測定するのに用いることができます。
一応取扱説明書をみると段差測定の方法が記載されています。くちばしの片方を段差に引っ掛けて、下の面にあたるまで押し下げることで測定することができます。
測定範囲は0.1mmから75mmです。75mmというと一般的なノギスの半分のサイズですが、ノギスを使う場面は小さいものが多いので、このサイズで8割程度ことが足ります。
デジタル式で最小読取値は0.1mmですので、細かな目盛りを読む手間が省けます。オートOFF機能がついていますので、電池が長持ちします。電池はLR54です。
比較測定、間接測定もできるZEROセット機能が付いています。また読み取った値を保持できるHOLDボタンもあります。
本体はプラスチック製ですが、主尺のところだけカーボンファイバー製になっています。
おすすめポイント
E-Value デジタルノギスカーボンFミニ EDV-75は安いので、色々なところに置いておきたいノギスです。
コンパクト
測れる長さは75mmですが、全長は137mmあります。普通のペンよりも少し小さいくらいです。鉛筆立てに立てたり、筆箱に入れたり、ポケットに挿したり、色々とできるサイズです。これ以上大きくなるとそうはいきません。
一応クリップが付いていてポケットに挿すことができるようになっています。
デジタル
アナログのノギスは副尺目盛りがあって、一直線上に並んでいる部分を探して数値を読み取る必要があります。微妙な差を見ながら読むのですが、目が疲れる作業です。圧倒的にデジタルが楽ですし、読み間違いが発生しません。 EDV-75 はデジタルで数字が大きく見やすいです。
お手頃
E-Valueの商品は個人向けで、値段も手ごろです。このEDV-75もものすごく安いです。税抜きで1,280円が定価だとおもいますが、ホームセンターとかでこれよりも安く売っていると思います。
まとめ
今回は藤原産業のE-Value デジタルノギスカーボンFミニ EDV-75をご紹介させていただきました。ノギスは使い方に慣れると、手放せなくなるものです。このEDV-75は初心者におすすめのノギスです。すでに別のノギスを使われている方も、もう一本このEDV-75を鉛筆立てにでも置いておくと便利です。
コメント